獅子狩文錦
祖母の家のタンスには、
レトロなものがいっぱい眠っていて、
引っ越しの時にいろいろ譲り受けました。
これは、龍村美術織物の、テーブルセンター。
素人でも一目見て、高級とわかる質感、
織りの細かさ、艶やかなシルク。
奈良・法隆寺の国宝、「獅子狩文錦」をモチーフにして
デザインされたものだそう。
とてもきれいだけど。全くうちのインテリアには合わない。
そして、タグに、何故か名前が織られている。
ずっと、デザイナーの名前でも入っているのかと
思っていたのだけど、よく見ると日付もある。
調べてみたら、
ある学者の名前で、日付は、どうも命日のようだった。
香典返し…かな?
もちろん、個人の名前が入っていることは明記して、
出品しました。
こんな和のテイストも、
うまくインテリアに取り入れるセンスがあれば、
手放さずにおきたかった一品です。